A.I. (2001)
»レビュー
悲しいおとぎ話
2007/07/25
by
ゴウ
家族に捨てられた子供型ロボットが、人間になることで母親から愛してもらおうとするお話。この時代でも本物の心を持ったロボットはまだ作れていなく、主人公デイヴィッド君はその試作機。『プログラムだから』の一言では片付けられないほど、彼は愛情を求めている。
人間の子供よりもロボットの子供の方が純粋なのが面白い。ただママに愛されたいと願う主人公の切実さに反して、ロボットであることで理不尽な運命を背負わなければならない姿は痛々しく、感情移入させる。
物語中盤の冒険活劇がとてもこの映画の質を下げていて、本当にもったいないことをしているが、愛を求める子供の切実さに胸を打たれる人は多いと思うし、僕もそこが好きだ。絵が抜群に美しく、冷たい空気感が印象に残った。評判は良くないけど、悲しい話が好きな人にはオススメできるよ。
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