森のリトル・ギャング (2006)
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考えられたエンタメ映画
2006/09/09
by
りんぼ
この映画を見て思い出したのは「平成狸合戦ぽんぽこ」だ。
彼らに動物に置かれている状況は極めて似ている。
人間により生活圏を脅かされた動物。
しかし、アプローチの仕方が全く異なるのは正に文化の違いなんだと思い知らされる。
この映画はぽんぽこに比べて底抜けに明るい。
そして、社会的な問題も全て家族というレベルで解決出来てしまう。
それと比べてぽんぽこも明るい部分もあるが、結果的には敗北の物語だ。
どちらが良いか? という問題ではなく、そういう違いが根っからあるということが重要だろう。
だから、リトルギャングの問題解決は極めて嘘が含まれているのだが、確かに面白い。
考えなければ、見ようとしなければ、映画の中でなら、という条件が付いて楽しめる映画だ。
その上で、この映画は凄く良く出来ている。
出てくるキャラの深さも良い。
RJが悪い奴である点も私から見ると面白い。
この手の映画に必須である成長の段階も踏んでいるし、そうなることがわかっているから彼の悪の面も許せてしまう。
その他の動物たちとの関係も通り一遍等でない点面白い。
特に亀のバーンズが際立って魅力的だった。
そういうところも計算尽くだし、最後まで飽きずに見れる。
そして何よりも面白い。
何度か声を挙げて笑ってしまったし、映画のパロディと思えるシーンもあって楽しめる。
子供向けエンターテイメントとしての手順をしっかり踏まえているのだ。
そもそもそういう映画なのだ、と割り切れれば楽しめること請け合い
しかし、深い感動があるかと言うと、その点はやや軽い。
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