打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? (1993)
»レビュー
最高傑作!
2005/03/16
by
ひろと
俺的には『ショーシャンク〜』と並ぶほどの作品ですね。
小学生のリアルで自然な会話と、ノスタルジックな夏の町。これだけでも最高!
子供の頃の夏って特別なものがある。今の子供にとっても特別なのかなぁ。俺もまだ20代ですけどね。
そんな夏が描かれていて浸ってしまいました。
『if〜もしも〜』のドラマの中の一本で、唯一エンディングが一緒なんですよね。
もともとのコンセプトは選んだ道によって運命が変わっていく、それを描いていくのが趣旨なのに。
でもそれが良かった。打ち上げ花火が下から見ても、横から見ても同じだったように、どんなにあがいても子供には変えられないものがある。
でも別に大人に対しての批判的な作品でもなく、ひと夏の成長物語だと思う。
こうゆう思い出はみんなけっこうあるんじゃないかな。
大人になった今、友達が遠くに行くことは寂しさはあるがそれほどショックなことではない。会おうと思えば会えるし、遠くというのが子供の頃の距離感とは違う。
でも子供の頃、友達が転校するというのは重大な事で、もう二度と会えないような気がしてしまう。実際会えないことが多いんじゃないかな。大人によって変わる子供の生活、子供には何も変える力がない、そんな世界観がキレイな映像で見せられた感じがする。
岩井俊二の最高傑作ですね!
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