デンジャラス・ビューティー (2001)
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彼女には立派で清潔な人であって欲しい
2005/06/02
by
理屈屋
テレビで放映していたものを見ました。
つまらなくはありませんが、今一つでした。
たぶんサンドラ・ブロックさん演じるFBI捜査官の人物描写に、その主な原因があると思います。
この種のコメディは、使用前使用後の主人公の落差が面白さの肝だと思うんですが、この作品の彼女の変化は基本的に、汚い→キレイの変化でしかないと思うんですよ。
これが、基本的にハードボイルド→キャピキャピだった方が、より面白いと思うんですよね。
加えて、使用前の彼女が任務ならばたとえどんなことであろうときちんとやり抜く人で、滑稽なほど一生懸命やると面白さ倍増。
自らが憎んでいる行為(クネクネしたりキャピキャピしたり)を一生懸命にやってはみるものの、自らの滑稽さに身悶えるって姿を、見ている方は面白がるって寸法です。
ところが、やっているうちに本人も、意外にも結構それが気に入ってきちゃったり、本人は非常に嫌なんだけど、無意識にそれができるまでに一生懸命トレーニングした結果、元に戻れなくなるとかって変化をしてくると、更に面白かったりするんだけどなぁ。
しまいには、クネクネのお陰でピンチを切り抜けられちゃったりするのもグーかも。
ま、そんなわけで、サンドラ捜査官は任務に対する熱意が足りませんなー。簡単に降りると言ったり、ドーナツを食べようとしたりしちゃあいけません。
任務なわけだし、人命がかかってますからね。
それに使用後の場面では、男前なところは、ひた隠しに隠していただきませんと。
この作品も、このタイプのコメディの王道を、概ね踏まえてはいると思いますが、如何せん、サンドラ捜査官が残念です。
きちんとしてて、大層立派なんだけど、ちょっとそのカタクナなところをなんとかならんかなあ、って人であって欲しかったですね。
その頑ななところを笑うわけですから。
ちょっとだけ、残念。
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