ブラック・ダリア (2006)
»レビュー
才気溢れるデ・パルマはどこに・・・。
2008/05/07
by
ラブアゲイン
原作はストーリーは未読なので分からないが、「いくつかの事件と出来事がパズルのように一つに繋がる」系のストーリーとしては少々バランスが良くない感じがする。デ・パルマと脚本家が必死に話のつじつまを合わせようとして、映画としてのデ・パルマのパンチ力(りょく)が薄まってしまった印象。
ハリウッドbPセクシー女優、S・ヨハンソンは「ただカワイイ人」演技で、美人じゃないH・スワンクのほうがセクシーだった。
J・ハーネットは「チャイナタウン」や「動く標的」、「三つ数えろ」などのような「己の正義心に熱い」ハードボイルドの主人公としては少々「薄い」感がぬぐえない。そもそも、主人公二人が、被害者ブラックダリアの影響により妄嫉していく行動理由がはっきりしないため、勝手に彼らが軌道を逸していっただけにしか見えないのも残念。
60点をつけたのは、一応駄作という訳ではないのと、前半のアクションと中盤のサスペンスシーンの演出にデ・パルマらしさが見れて良かったから。
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