手紙 (2006)
»レビュー
桜の花で始まり、桜並木で終わる
2008/02/24
by
トラップ大佐
久しぶりに涙が止まらない映画を見た。兄弟の絆を強く感じさせてくれた。兄弟愛だけでなく、愛する人を思う強い気持も手紙という道具によってそれぞれの思いが強く浮かび上がるという設定がとてもいい。殺人犯の弟がこんなにも差別を受けるのたかという疑問もあったが現実はこうなのだろう。電気店の会長の言葉がその事実をよく説明している。犯罪からの自己防衛本能は確かに誰でも持っていると思う。彼のことを常に思い、手紙の代筆までしてしまう彼女の力強い愛に心をうたれた。桜の花で始まり、桜並木で終わるという構成も受け狙いすぎるかもしれないがとても好きだな。「言葉にならない」の曲で終わるのもいいし、途中の音楽も妙にこころに響く。沢尻エリカは最初のめがねの女工員姿も可愛いし、途中のロングヘアーもいい。最後の母親役はちょっとまだ演じ切れなかった感じあり。山田孝之はこんな役柄がピッタリしている。兄役の玉山鉄二が弟の舞台を見て手を合わせながら泣いてお詫びする演技はすごい。
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