硫黄島からの手紙 (2006)
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日本人として
2008/05/12
by
かっくん
硫黄島で激しい戦いが繰り広げられたということは知っていても、そこで命を賭して戦った日本軍へ想いを馳せることはこれまでなかった私にとって、この映画は大変良い教材とでもいうべき作品でした。
誰しも好んでこの死線へ赴きはしなかっただろうし、とはいえ国から行くように言われると断るに断れなかったのかと思うと、自分は御国のために重要な意味を持つ拠点を守るという重大任務を任されたのだといくら思い込んだとしても、どこかにやりきれなさもあっただろうし、ましてや家族の心境など想像するのも辛くなる。
自分が戦争の時代に生まれなかったからといって、まぁそういう過酷な時代もあったんだろうけれど、今は今で大変さ、と生きていくことはできるかもしれない。戦争の映画=人が死ぬシーンとかあるだろうから暗い気持ちになるだけだ=気分がハッピーになる映画を見ようという気持ちがこれまでの自分の中に多少なりともあったことは否定できない。でもそれって、自分が生まれた国の過去から目をそむけているわけで。そういった時代も経て今の自分が生きているこの国があるのかと思うと、別に日本人なら日本のことをなんでも知ってなきゃダメだということをいう気はさらさらないけれども、戦いの名前くらいは知ってるけれどってだけなのもなんか寂しいというか、恥ずかしいというか。
日本人として太平洋戦争についてもっと知りたいという意欲も湧いてきたし、というか知らなきゃいけないような気すら今はする。
硫黄島の戦いをアメリカ側の視点から描いたという「父親たちの星条旗」も今度観ようと思う。
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