武士の一分 (2006)
»レビュー
ベタなんだけど、悪くないよ。
2007/12/30
by
ラテン女
何人かの方が書いてらっしゃるように、確かに最初はちょっと違和感なんですよね。キムタクが浮いてるっていうか、キムタクらしすぎるっていうか。まあ、その分、前半は周囲のキャストもややカジュアルな雰囲気を醸し出してくれているのですが・・・。そういうわけで最初のうちだけちょっと鑑賞者の方の肩に力が入ってしまう気がしますね。ですが、失明したあたりから画面にもストーリーにも俳優陣にも締りが出てきたように思います。妻を離縁して復讐に燃える辺りまでが特にいいですね。剣術の師匠との絡みもすごくいい。最後の展開がベタでホロッとなるのは山田節、これがいいんだよな、と安心させられます。全編を通して、ユーモアも忘れず要所要所にちりばめられているあたり、やはり山田洋次監督の粋を感じました。決して悪くない。いい映画を見たと思います。壇れいさん、ステキですね。
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