エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか? (2005)
»レビュー
企業の存在意義。
2007/03/05
by
碧井ライト
売上高13兆円の米国エネルギー卸売り企業が、不正発覚後たった2カ月で崩壊するに至った要因、プロセスを追ったドキュメンタリー。粉飾決算を繰り返しての拡大路線の破綻、株価上昇に依存した甘い経営戦略、そして会社を食いものにする悪い奴らの傍若無人ぶりが浮き彫りにされている。証言者の少ないのがちょっと気になったが、様々な映像、資料、証言を重ね合わせて、砂上の楼閣がいかに危ういかという警鐘を、我々に鳴らしている。
観点は異なるが、不二家の期限切れ牛乳使用問題に端を発し、菓子や缶詰への異物混入、ガス湯沸かし器事故など商品の安全性だけでなく、企業倫理が問われる事件・事故が国内で多発、表面化している。一気に表面化したのは偶然ではなく、必然である。悪いことは隠し切れない。本作では、その悪事もエンロンだけでなく、大統領ファミリー、政治家、銀行などが加担し、利益を享受している事実を暴く。企業は何のために存在するのだろうか?(Koji.H)
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Re: 企業の存在意義。
2007/03/06 by
無責任な傍観者
>企業は何のために存在するのだろうか?
これなんですよね。バブルかそうでないかの違いは。
バブリーな会社がそのモラルの無さが故に潰れるのが
主題なんだけど、今の日本にはモラルの低い企業が多すぎますよね。
個別の事例として捉えられているので、あまり一般的ではないけど、この映画を観て反省すべき企業は、バブル時期より今の方が多いような気がします。 -
無責任な傍観者さま
2007/03/10 by
碧井ライト
碧井です。コメントありがとうございます。
そうですよね。会社のモラルも低いですが、結局は人なのでしょう。
会社が大きくなればなるほど、社会的責任が重くなることを理解していないですね、上から下まで。
真面目にコツコツ働いている人が馬鹿をみる世の中を、早く是正していかなければいけないかもですね。
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