犬神家の一族 (2006)
»レビュー
市川監督の金田一は良いね
2008/01/02
by
ロブロイ
前作は横溝作品と言うものを世に知らしめた作品でした。金田一耕助なる探偵が当時の明智小五郎の認知度を遙かに上回るとは考えもつかなかった。
市川監督は次の横溝作品である「悪魔の手鞠唄」はまた出来が良く、夢中になって横溝作品を貪り読んだり、映画を見に行ったことを思い出します。
しかし、「女王蜂」や「病院坂の首縊りの家」ともなると本自体が「悪魔の手鞠唄」「獄門島」レベルでもなく映画もその域にはならない。いつしか横溝作品を本で読むことも無くなってしまいました。でも、これだけ年月が過ぎると市川監督の金田一映画が他の監督作品より抜けてより美しく、より悲しく出来ているとつくづく思ってしまうのでした。
リメイク作品はその意味でも、現在のような認知度になった金田一耕助や加藤武演じる警察署長は逆に苦労したと思いますが、石坂浩二さん、加藤武さんはやっぱり市川監督金田一作品をもう一回作る上で欠かせなかったと自分も思います。間違いなく市川監督金田一作品ではあるのですが、金田一にスポットが当たりすぎでなおかつあっさりしてしまったのが残念です。佐清と静馬と言う一人二役の演出が前作の重要な役割であったのにと思ってしまいました。その点では前作の高峰美枝子さんとあおい輝彦さんの親子役は凄かった。本当の親子では難しいのかな〜。
このレビューに対する評価はまだありません。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.










