ラッキーナンバー7 (2006) »レビュー

ダメでした。

50点 2007/02/04 by SA

ラッキーナンバー7

もともと血がドバッーていう残酷シーンが苦手なこともあって、連続する暴力シーンに辟易。R-15指定だからってあんな暴力シーンはダメでしょ?リアルさを伝えるというより、作り手が好んで撮っているようで、すごく悪趣味な感じがしました。(恐怖やリアルさを伝える方法は他にいくらでもあるハズ)
シナリオも役者もそれなりなのに、なんとなくB級臭さが抜けないのは、この暴力シーンの工夫のなさのせいでは?

あのくらいのシーンで何を目くじら立ててるのん?って思われるかもしれないけれど、あれをショックに感じない人にはなりたくないですね。

ブルース”ダイハード”ウィルスはともかく、
サーの称号を持つベン”ガンジー”キングズレーや、
現代の名優モーガン”ミリオンダラー”フリーマンの
出るべき映画だったのかなぁ?
それぞれの持ち味も活かせてないし、すごくもったいない感じでした。

2007.1.17 梅田ピカデリーにて

 

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  • Re: ダメでした。

    2007/02/05 by 未登録ユーザ TM

    SAさま
     この映画のレビューでお目にかかるとは思いませんでした。
     
    > シナリオも役者もそれなりなのに、なんとなくB級臭さが抜けないのは、この暴力シーンの工夫のなさのせいでは?

     確かに暴力シーンが多いですね。それも「お約束の」というか、意外性がないというか。
     やっぱり脚本にもうひとつ詰めの甘さが感じられました。
     もともと、暴力というのは、北野武監督の映画がそうであるように「狂気」とつながっているわけで、この映画のように設定が理知的な(20年かけて計画した)場合は暴力との相性が悪いような気がします。
     007のように、音だけで表現するとか血を見せないようにするとか、もう一工夫あってもよかったのではないかと思います。
     これは何かの映画の原作になっているかわかりませんが、リチャード・ジェサッブ「摩天楼の身代金」(文春文庫)という古書店でしか手に入らない本があります。これは「スピード」や「インサイドマン」を超える面白さです。計画を立てて復讐するならこれくらい理知的にやってほしい。
    >
    > ブルース”ダイハード”ウィルスはともかく、
    > サーの称号を持つベン”ガンジー”キングズレーや、
    > 現代の名優モーガン”ミリオンダラー”フリーマンの
    > 出るべき映画だったのかなぁ?
    > それぞれの持ち味も活かせてないし、すごくもったいない感じでした。
    >
     そうなんですよ。名優たちが動き出していないんですよね。「あのときはやりすぎだった、シマッタ」という感覚さえ画面上に出ないうちに映画が終わってしまいました。
     もったいないですね。むしろもう少し有名でない人に思い切った演技をしてもらった方がよかったのではないかと思いました。
     私事ですが、ニール・サイモン「おかしな二人」のビデオ、レンタルビデオ落ちで嘘のような値段で手に入れました。ラッキーでした。何回見てもおもしろいですね。

  • Re: ダメでした。(つづき)

    2007/02/07 by 未登録ユーザ TM

     たまたま北野武監督の書いた本を読んでいたら、4人殺さなければいけないときに、順番に銃撃シーンをつないでいくような撮り方をした映画を「段取り映画」というそうです。「殺し方そのものを見せる」映画は別とのこと。
     他の人の意見にあるのですが、この映画で1つ1つの殺し方に実は意味があるとのこと。つまり、段取り映画ではないらしいのですが、そのへんが1回見ただけでは伝わってきませんね。
     もっと脚本を整理したほうがよかったのではないかと思います。
     
     
     

  • Re: ダメでした。

    2007/02/08 by SA

    TMさんへ
    レスありがとうございます。

    > 007のように、音だけで表現するとか血を見せないようにするとか、もう一工夫あってもよかったのではないかと思います。

    そーなんです。
    殺人シーンが多いのは仕方ないとしても、その撮り方があまりにも直接的すぎて芸がない、と思うんですね。
    銃で撃たれて血が飛び散る瞬間を何度も撮ったり、焼け焦げた死体を思いっきり映すことは、”リアル”かもしれないけれど、映像表現としては安直で幼稚な感じがします。
    撮る側が観客の想像力を信用していないのか、さもなければ単に残酷シーンが好きなだけなのか、どちらかなのでは?
    (『武士の一分』の山田洋次を見習ってほしい。檀れいの恐怖の表情だけで、全てのコトの顛末と彼女の心情を語ってみせた、あれがオトナの表現です。)

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