バベル (2006)
»レビュー
考えさせられる。
2008/05/14
by
てぃも
この映画、色々なメッセージが 「暗喩」で
込められている作品だったから
賛否両論激しそう。
バベルの塔を知らない人は
結構よくわからない感想を持つと思うし。
人は、人から認めてもらいたいけど
常に叶うわけではない。
人は認められることで喜びを得るけど
それに限りはない。
これだけ技術が発達しても
結局人が人のことを理解するのは
相変わらず難しいって事なんだね。
相手のためを思うことが大切、、、
どんな状況でも、我慢して
相手の言うことに耳を傾けること。
難しいけれどそこがすべてのスタートなんだと思った。
それに「同じ孤独・悲しみ・痛み・愛情を持っているのに
どうして人はこうもわかりあえないんだろ?
どうしたらわかりあえるんだろ?」
ということを考えさせられました。
この同じ孤独や愛情を
一番共有したい交流したい相手と
わかりあえたら、最も救われるんだろうけど
それができないもどかしさが
切ないほどに表現されてたかな。
世の中そうそう必然で
割り切れることばかりじゃないし
必然と偶然がごちゃまぜに
織り成す不条理ばっかりだと思うわけ。
人間なら誰でも持っている程度の
小さな小さなエゴ。
そのエゴの偶然の重なり合いが悲しみを
不条理を紡ぎ出すと思う。
世界のどこかで今も起きているかもしれないし
そのことには誰も気がつかないんだよね。
気がつくとしても、
それはニュースとして取り扱われる
ほんの表層の部分だけ。
人間の不条理を静かに静かに描き出した作品だったと思う。
私の中では結構考えさせられるという点で良い感想を持ちました。
それと、キクチリンコの体当たりな演技に驚いた!
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