善き人のためのソナタ (2006)
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一緒に小さくガッツポーズ
2008/01/07
by
もじろ
ガチガチの政府寄りだった主人公が、芸術の力で心が揺らいでいく。
そういう風なあらすじだと聞いていたので、どうせ主人公の心の揺らぎの描写等はありがちな展開で描かれるんだろうとあまり期待せずに観ました。
しかし気付いたら何時の間にか心は主人公に同化しており、小さくガッツポーズとってしまうシーンで完全に一体化してたように思います。
結果的に、女優の取った行動は好ましくは無いなとは思うものの「何故そういう行動に至ってしまったのか」を考えるに、その気持ちも理解できない物ではありませんでした。
それゆえ、クライマックスは悲しかった。でも、あれが最適な落とし所だったのではないかとも思います。
大衆的でない映画によくあるように「これで終わりかな」と思っていたのですが、続くラストが素晴らしかった。あれが無いと尻切れトンボで。
そして最後の最後のあのシーンは本当に良かった。
パンフレットを読んで知りましたが、現在ドイツではかつての東独を懐かしむような回帰現象が起きているそうで。
映画に登場する女優のように、東独で俳優をし、かつての東独を知る方が主人公を演じた事も意義深く思えます。
人間の本質的な問題に対する問題提起のようで、とても素晴らしい映画でした。
4人がこのレビューに共感したと評価しています。
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一緒に小さくガッツポーズに共感
2008/05/14 by
牧坂満
生きていく気力を奪い去るような重圧感がある映画を名画というようですが、「黒澤明監督・作品」のように、ラストにヒューマニズム溢れる感動がある映画に、人間への信頼と信用を痛感させられます。
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