パラダイス・ナウ (2005)
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抵抗せずは死んだも同じ
2008/03/13
by
椎茸
抑制されながら抵抗する自由があるのにそれをしない事は動物と同じだ‥と、この映画のパレスチナ人である監督さんが答えてました。
イスラエルとパレスチナの問題はよくニュースやドキュメント、映画で見てきたけど、自爆犯が主役というのは初めてだったし、普通の青年が民族の尊厳の為に自爆するという過激な行動の背景が少しでも分かるんじゃないかって意味では興味深かったです。
日本人はよく祖国がある有り難味を全然知らないと言われるけど、国があり土地があるという事がどれだけ恵まれた事かこういう映画を見るとチョッと気づいたりしますね。
20世紀は移民の時代とも言われるくらい戦争や圧政などで祖国を追われた人達が多く、まさにパレスチナの人々も土地を追われた民族なんだと思います。
またイスラエル軍が彼等に容赦ない虐殺をしてきた事もまた事実なんだろうし、憎しみの連鎖があの土地では巻き起きてると容易に想像できますね。
そういったパレスチナ人にとっての道理からしてみたら自爆テロは当然であり、むしろ生ぬるいとさえ思えるのかもしれないな〜と、この映画から伝わってきました。
テーマがテーマなだけに見落としがちになるけど、シナリオそのものも面白く、サスペンス性もあって緊張感が絶えません。
主人公がモラルで戦うべきと諭してくる彼女に向かって、良い生活を送ってる人の余興と吐くセリフがホント印象的です。
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