ブラックブック (2006)
»レビュー
自由になるのが怖い
2007/05/09
by
トラップ大佐
今年一番の映画であり多分初めてのオランダ映画。長い映画だが全く気抜けするところがなく最後まで見入ってしまった。最初のイスラエルの山を一台のバスが下りていくシーンからとてもスリリングなイメージを受けた。イメージ通りスリリングなシーンの連続でその中に銃撃戦やエロティックなシーンが混じって息を付かせない展開となっている。実話に基づいているということだが戦争が終わったときに「自由になるのが怖い」と言った彼女の言葉も印象的。数船に乗って逃げようとする人達をナチスが虐殺するシーンも迫力あるがその後にナチスが遺体から金品を剥ぎ取るシーンがなんかとてもリアル。ユダヤ人に対するナチスドイツの迫害についてはいろんな映画で見ているがこれだけリアルに描いている映画は初めて。親兄弟を殺されながらも懸命に生きる女性の力強さと悲しみで嗚咽が止まらないほど悲嘆にくれる姿がとても印象的。最初に登場したときからとてもセクシーで魅力的な女性で形のよいオッパイを惜しげもなく何度も見せてくれる熱演は素晴らしい。裸にされて汚物にまみれるシーンもすごい。
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