シュレック (2001)
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ぎゃーっはっはっはっは!
2002/10/15
by
倉島穂高
……という下品な笑いを誘う作りは、まさにアメリカ人のギャグセンス全開! アメリカ人って、いかにもピューリタンの末裔らしいいささかヒステリックな道徳観と裏腹の、非常に悪趣味なギャグ体質(その悪趣味さは性的な方面よりもどちらかというとスカトロ寄り)がありまして、アメリカ映画をたくさん観ている方ならそのへんはうすうすご存じでしょうが、実はその体質は子供の絵本の世界にも及んでおります。ちゃんと子供向けの絵本の体裁で、古典的な童話のきっちゃないパロディがいっぱい出てるんだもん。これは日本人にはとてもできない所業です。わが家の男どもはその中でも『カエル王子のその後』という絵本が大好きでして、『シュレック』はまさにその絵本の世界と同じセンスで作られています。ワタクシ的ににはちょっと悪趣味が過ぎる気がしないでもないですが、パロディ童話のおかげで耐性ができていたので、腹を抱えて「ぎゃはははは」でした。
欲を言えば、敵役のフォークワード卿をもう少しねちっこく描いてほしかった。ちょと小物すぎて(身体のサイズだけでなく(^^;)つまらない。あの顔が誰かに似ているな〜と思って見ていたのですが、やっと気がついた。モンティ・パイソンのジョン・クリース! 彼が吹き替えやってたらすごく面白くなったんじゃないかしらん?!(イギリス人だけど…) 伊武雅刀が吹き替えを担当したのは、このキャラなのでしょうか? だとしたらぜひ吹き替え版も観てみたいです。
アメリカ的下品さが体質的に合わない人、「子供の純粋な世界」を汚されることが許せない人は観ない方がいいです。マジで気分悪くなりそうですよ。
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