キサラギ (2007)
»レビュー
鬼のように練られた脚本
2008/05/08
by
ゴウ
なんという見事な脚本。面白いとは聞いていたが、やはり面白かった。小さな入り口からここまで話を広げられるクリエイティビティは、お見事としか言いようがない。
この作品より感動したりハラハラしたりする映画はいくらでもあるが、この作品ほど感心させられる映画は、なかなかないだろう。お話作るのには相当時間かかったはず。いやはや、職人技ですね。
脚本だけではなく、キャラクターの動かし方も面白い。笑はズレから生まれる。各キャラクターの変っぷりが小気味良く笑わせてくれた。
最後の最後、せっかく見せないでいたアイドルを見せてしまったことと、おまけみたいなのは無い方が良かったと思うが、全てを拾いつくす伏線の上手さと、生き生きと動くキャラクターの人間臭さ(かわいさ)、お客の予想を超える発想力と勢いで、高評価も納得である。
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