椿三十郎 (2007)
»レビュー
俳優陣の好演が光る
2008/01/12
by
タカシ
期待以上に良かった。
織田裕二も豊川悦司も松山ケンイチも、思っていた以上に役柄を好演していた。
軽いと言えば軽いのだが、三船らと同じ種類の演技を期待するのは筋違いだし意味がないと思う。
その軽さは三船が持ち得なかったものであり(それは当然ながら三船の役者としての価値を下げることでなく、個性の違いである)それゆえにリメイク作としての意味がある。
同様に松山の伊織、豊川の室戸も、旧作とは異質の魅力がある。
偉大なる黒澤、三船という先入観を取り払って鑑賞してみれば、オリジナルを超えた部分も多いように思う。
(もちろん、素晴らしいオリジナルを下敷きにしてのことだが)
どうせリメイクするなら、ただ忠実になぞるのではなく、脚本のまずいところを改善してもよかったのでは。
ラストの殺陣は、旧作のほうが緊張感があったと思う。
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