サイドカーに犬 (2007)
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「子供」の世界の文法!
2007/07/16
by
黄水仙
最近、竹内結子のメディア露出が多いですが、ファンとしてはうれしく、歓迎の二文字、その露出の先駆けが本映画なのでございましょう。原作未読のため、映画だけでこの題名を解題することは難しいのですが、最後のほうで、娘が父親に「ワンワン」と「吠えながら」訴える姿が、ぐっと来て、これが題名「サイドカーに犬」に繋がっている所だと思います。圧巻は、ヨーコさんとカヲルの二人が台所でパンケーキ(? プログラムには「クレープ」ってありましたが、どうみてもこげたパンケーキでしたね)を食べるシーンでの竹内結子。ここでの長まわしでは、竹内結子の女優魂が爆発!観ていて、胸を衝かれました。映画全体は、なんだかよくわからないところばかりで、しかも特に説明的な映像も台詞もないので、ふわっと全体を感じるだけ。かえってこれが、カヲルという「子供」の世界の文法と合っているようで、監督の意図かどうかは別にして、面白かった。だから、カヲルからみたヨーコさんは支離滅裂、お父さんだって、やっぱり支離滅裂。でも、子供のときのものの見方や考え方、記憶って、そんな感じだったよね。知ったような言い方をすれば、それが「感性」なのかも知れない。
竹内結子ばかりでなく、ちょっと視点の変わった映画でした。
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Re: 「子供」の世界の文法!
2007/07/17 by
MA
黄水仙さん、ごぶさたしております。
> カヲルからみたヨーコさんは支離滅裂、お父さんだって、やっぱり支離滅裂。でも、子供のときのものの見方や考え方、記憶って、そんな感じだったよね。知ったような言い方をすれば、それが「感性」なのかも知れない。
> 竹内結子ばかりでなく、ちょっと視点の変わった映画でした。
原作では、大人になったカヲルがわけのわからない客にふりまわされるエピソードはなく、あのへんは監督のオリジナルだと思います。
映画が終わった後でつらつら思い出すと、カヲルの子ども時代の体験が、大人になったカヲルの行動に影響を与えていることがオリジナル脚本の部分で暗示されていたように思います。
大人になったカヲルを演じていた役者さんもなかなか良かったし、温水さんとか脇役も決まっていて、心に残る映画でした。
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