腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (2007)
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田園の狂気
2008/07/03
by
cheaphemp
空は、道は、ぽっかりと開けているのに、内側へと鬱屈していく感情。その過剰な内向さえ、いつしか突きぬけて外側へ向かう…深ーく掘り下げたら地上に出た、みたいな不思議な引力を持つ作品でした。原作が演劇というだけあって、舞台装置は至ってシンプル。田園と、日本家屋(この実家感がすごい)、神社によろず屋程度ですが、この世界の狭さが、「お姉ちゃん」の痛さをいい感じに後押ししてくれますし、密室的世界での、姉妹のどろどろとした心理の癒着もうまく表現されていました。家をそのまま胎内という記号にとることもできそうで、そこはかと仏教的。しかし、サトエリってなんとなく苦手だったのですが、このハマリ役を堂々こなすあたり、潔いな〜と勝手に見直しちゃいました。
(レンタル)
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