ゴッドファーザー (1972)
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味わいは時を経て深く・・・
2004/07/06
by
Naribu
煙草や洋酒に憧れていた学生時代。
深夜、TVで観た「ゴッドファーザー・サガ」。
当時は酒税改正前で、サントリーオールドでも3千円はした時代。
なけなしのバイト料で買ったオールド。
それを生まれて初めてストレートで口にした時、舌が、喉が焼けるような、それでいて何となくだが心地よい痺れを感じた・・・。
非情な殺戮シーンに痺れ、そして父の息子への情愛にも痺れた。
「ファミリー」と「家族」のコントラスト。
苦味と甘味の絶妙な融合。
偉大なる父は死んだ。
初めて観たあの日から、十数年が過ぎた。
演じていた、マーロン・ブランドも死んだ。
マイケルは、家庭でも非情なる家長となった。
DVDが発売され、再び観た。そして今また映画館で上映されている。
アメリカは、どうなっていくのであろうか・・・
オールドの値段で、舶来物のウイスキーも買える時代になった。
スコッチの芳醇な香りと滑らかな舌触りを楽しめるようになった。
大好きな映画。
しかし、人には積極的には薦めていない。
日本は今、焼酎ブーム。
しかし、ただの流行だけで口にして欲しくない。
自分自身が味わってみたい、と思った時に味わって欲しい。
そしてもし感じるものが無かったとしても、
上っ面だけしか分からなかったとしても、
時が経って再び味わい直してみて欲しい。
きっと、感じるものが変わっているだろう。
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