殯(もがり)の森 (2006)
»レビュー
色々な意味で
2008/02/03
by
Baad
すごい映画だと思います。凄まじいエネルギーと個性ですね。訴えたいことがストレートに伝わってくる映画だとは思いませんでしたが、役者さんへの演出(これはすごく上手い)以外の表現は生のものがストレートに伝わってくるので、作品で意図したこととはおそらく少しずれたことが伝わって来てそれが結構大事なことなのかもしれない、という部分でとても面白い映画でした。
映画の表現としてはこなれていないけれど、人を野放しにしておいたら何でも起こりうるんだな〜、とか、少しだけ人の手が入った日本の森というのはやはり旧大陸の人からしたら羨ましい調和のある美なんだろうし、大事にしなければならないな、ということが(勝手に?)伝わって来て味わい深かったです。それと、この映画サイレントの時代に作られていたら娯楽映画としても面白かったと思いますね。人の動きがことごとく見ている人の予想を裏切るので飽きることがなく見られました。
この作品や「ペルセポリス」がコンペで賞を取ったということは、去年のカンヌはよくも悪くも手垢のついた表現法を駆使した保守的な映画が多かったんでしょうか。
映画の完成度は正直まだ発展途上と言う気がしますが、奈良の人たちは見捨てずに大きな心でこれからもこの監督に付き合ってあげて欲しい、と思いました。
1人がこのレビューに共感したと評価しています。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
-
色々な意味で
2008/04/07 by
牧坂満
「baad」さん。「第七天国」で一致点があった“牧坂満”と申します。私もこの映画を劇場公開より先にBS・NHKで鑑賞しました。
「baad」さんと私とでは映画のジャンルは違っていると思いますが。
冒頭の遠くから描いた日本の原風景に引き込まれた思いがあります。
いつの日か、私もこの映画を批評してみたいと思っています。 -
牧坂さんへ
2008/04/10 by
Baad
> 「baad」さんと私とでは映画のジャンルは違っていると思いますが。
冒頭の遠くから描いた日本の原風景に引き込まれた思いがあります。
そうですね、日本の原風景の森は素晴らしいものでした。私は上映時間に遅れたので冒頭7分ほど見逃しましたので、とても残念です。
>いつの日か、私もこの映画を批評してみたいと思っています。
多分、劇場で鑑賞する機会をもたれたら批評してみたくなると思いますよ。森の中に自分がいるような不思議な感じがしました。私ももう一度見てみたいと思っています。
もう一つ、お気に入りに登録頂いてありがとうございます。機能上の理由で、投稿数の少ない方のチェックの為にお気に入り機能を使っていますので、牧坂さんの登録は残念ながら出来ないかもしれず、申し訳ないのですが、これからも、機会があったら声をかけて下さい。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.







