スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 (2007)
»レビュー
訴求力が足りないかな…
2008/07/20
by
N!Na
これは元々イギリスに伝えられている都市伝説らしいです。
スプラッタホラーだけど、超怖がりな私でも見れたので(まー人がザクザク殺されるシーンは目を逸らしてたんですけどw)、ホラー好きからしたら俄然生ぬるい映画だと思います。
ミュージカルで最も重要なのは兎にも角にも歌ですが、歌が弱い…
見た後、覚えてる歌が殆ど無い…
観た後に一部分だけでも歌える、歌いたくなるような歌が無いものはミュージカルとしては成功と言えないと思います。
船乗り青年がジョアナを攫うと歌うくだりだけは良かったです。
ストーリーも、何か普通だし、ホラーにしては生ぬるいし、歌は弱いし…
全体的に中途半端な気感じが否めません。
何しろスウィーニーが無実の罪で投獄され、辛酸嘗め尽くすまでの過程が殆ど描かれていないので、いろんな人を殺すのが唐突過ぎる。
だいたい15年投獄されただけで大量殺人って…生ぬるいな〜。
ジャン・バルジャンは19年間投獄されたんだぜ!(全くの無実とは言えないけど。しかもこの映画と関係ないけど。w)
人肉パイ云々のくだりについては、一応ブラックジョークのつもりなんだろうけどテンポが悪くて面白くない。
スウィーニーが復讐を決意するに至るまでの憎悪劇にもっとスポットを当てて悲劇の感動系ミュージカルに仕上げるか、
歌をもっと明るくリズミカルにして、この虐殺劇を与太話としてコミカルに笑い飛ばすか、
はたまた完全なホラーとして鮮血が吹き出し、首が吹っ飛ぶくらいのかな〜り怖い感じのスプラッタにするか…
どれかに確固たる訴求テーマがないと。
ま、本格的なスプラッタになったら私は見ないけどな…(笑)
何しろ中途半端なミュージカルでした。
あ、映像はとっても綺麗ですよ。
殆どモノクロに近い無彩色の現実世界と、妄想の中だけのカラフルな世界の対比がとても美しかったです。
このレビューに対する評価はまだありません。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.











