めがね (2007)
»レビュー
荻上直子
2008/02/24
by
@えんぞ
物語はある南の島の海辺の町の小さな宿のハマダに、都会で暮らすタエコ(小林聡子)がやってくることから始まります。
その町の人々の特技は「たそがれる」こと。最初はその町や人々に馴染めず心を閉ざすタエコでしたが、謎の女性サクラ(もたいまさこ)たちとの交流をとおして、やがてこの町の素晴らしさに惹かれていきます。
『かもめ食堂』と比べるとあまりに生活感がなく、登場人物に目的意識もないためドラマ性に欠けます。ややもするとイメージビデオのような印象も受けますが、そこは要所要所でもたいまさこがしめてくれてます。メルシー体操や「氷、ありますよ」なんて、荻上ファンには嬉しい遊び心です。
人生には休息が必要だ。そんなメッセージが伝わってくるこの作品。たそがれることの得意な人ならきっと楽しめます。
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