めがね (2007)
»レビュー
典型的なモラトリアム映画
2008/05/11
by
ナムコ
田舎で心優しき人に出会ってなんとなく癒されて地元の人々と心温まるふれあいをするという、正直、ヘドが出る田舎映画のパターンをまんま踏襲する作品。しかもそれをさらにゆるく映像化している。人々の心の葛藤や深みを追い求めることはなく、とりあえずすべてが雰囲気とノリで流れていく。つまらないのに、あえてみれるのは自然いっぱいだから。ま、半分環境ビデオ。でも、そこそこ見れるんだよね、自然いっぱい撮っておくと。で、そういう映画だものと言われれば返す術はないが、敢えて言う。
いい加減この手の映画誉めるアホ、やめろ!
ケンカ売ったか。ただ、海外であれば、まだそこで自己発見だったり、己の抱える闇の暴露だったり問題点が提示されて、映画全体の深みが増す。でも、このように最初から最後まで雰囲気で投げっぱなしのモラトリアム映画は日本特有なんじゃないかと思えてくる。不思議ちゃんとかユル好きのコアファンがいるのかもしれないが、身内だけのサークル上映にとどめてほしいと思った。
このレビューに対する評価はまだありません。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
-
Re: 典型的なモラトリアム映画
2008/05/08 by
cyasuke0706
はじめまして。
怒っていますね。もしかして術にはまったのかもしれない、です。
考えさせられたってことですからね。
この社会って「まあまあ」って事だらけで、うまく泳げる人が頭良い。真剣に怒るやつはばかか頭おかしい人、皆にさからうやつはどうせ空気読めないんだから無視。
仲間はずれになりたくないからニコニコヘーコラ。
主人公もいつもそうやって人に合せてばかりでそんな自分がいやだったのかもしれない。なのでゆるい癒しを求めたらお昼ぬきの生モ−ニングコールのもたい女史のメルシー体操が出てしまい、泡くって逃走したら迷路ならず薬使丸経営の集団農場にはまるのはとても出来ないと長い一人歩きの末、分かったのでしょう。
その結果、選民意識を持てば、(「才能ありますよ」)私の場所はここにあったのねーと悟ったんでしょう。
たいしたこたあーねえよ。
どうっだっていいやね。勝手にしやがれ、勝手に癒されろ。
あなたも小津安ニ朗の「東京物語」でも観て機嫌直して下さいよ、ね。
ながながと失礼しました。
-
Re: 典型的なモラトリアム映画
2008/05/11 by
ナムコ
気を使っていただいているみたいですが、実はおっしゃりたいことが何かよくわかっておりません。すみません。ですが、コメントありがとうございます。
でも、子供のお遊戯を見ても考えることはあり、それを術にはまったとは決していわず、単に思うことがあったというだけでして。今後もこの手の映画を嫌悪し続ける自分は変えられそうにありません。こんな企画で作れる監督も幸せですが、せいぜいがんばれよといったところでしょうか。 -
Re: 典型的なモラトリアム映画
2008/05/11 by
コナミ
ナムコさん
cyasuke0706さんも、所詮この程度の映画だと言っているのだと思いますよ。
私は自分の日常に照らし合わせて思ったですが、この映画の逃避行動ってね、なんかリアル過ぎて逆に怖いと思ったよ。
困難にぶつかりながらも乗り越えていく一途な気持ち良さ、ここはうまくいくのか!みたいなご都合主義こそ、むしろ作り話の世界ではないかと。理想的だけどね。
だからがんばらなくちゃいけないんだという反面教師としてこの映画を。娯楽としては、確かにめっちゃフラストレーション溜まるよね。イライラするよ。でも現実の私や人々にも、そういうとこあるんだな。 -
Re: 典型的なモラトリアム映画
2008/05/11 by
ナムコ
なんか、いろいろとした価値判断すべてから逃げてるんですよね。あまりよくない意味で。一昔前にはやった自分探しかと。だからモラトリアム映画と評したわけでもありますが。監督のモノを作る人間の姿勢としてはどうなのかという思いもあり、癒されることなくイライラしてしまいました。
小津の「東京物語」ではなくミヒャエル・ハネケの映画でも観て世の中の薄汚さへの認識と黒い心を取り戻します。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.







