僕がいない場所 (2005) »レビュー

詩情豊かな作品だけれども・・

70点 2007/10/22 by kusukusu

僕がいない場所

ポーランド版『大人は判ってくれない』という宣伝で、思っていた(期待していた)のと、ちょっと違った。
まるでケン・ローチを期待して見に行ったらタルコフスキーを見せられた(?)みたいな気分。
シビアに現実をとらえたというには、全体に、あまりに詩情とか、映像美に走り過ぎている感じ。主人公の男の子に絡む姉妹の妹のほうの女の子はたしかに良かったけど(特にリラックスした感じの笑い方がね。女はやっぱり幼くても女なんだな・・なんて思う。)、ちょっと後半はノスタルジックに少年と少女の恋物語が描かれていくようになってしまうので、ラストもたとえばケン・ローチ作品のような衝撃には至らない。(ある意味、微妙な味わいはあるのかもしれないけど。。)
ナイマンの音楽がまたかなりベタにノスタルジックな雰囲気を盛り上げているのが、どうなんだろう・・。
こういう映画を見るとやっぱりケン・ローチって格が違うんだなって思う。

 

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