潜水服は蝶の夢を見る (2007)
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まばたき
2008/05/15
by
すずらん
主演のマチュー・アマルリックのインタビューで、映画を作るに当たって気をつけたこととして、監督ジュリアン・シュナベルと「お涙頂戴な映画にだけはしないようにしよう」とよく話し合い、「ジャン=ドミニク・ボビーの視点を大切に、普通に描こう」と努力したみたいなことを言っていてとても興味を引かれた作品。お涙頂戴にはしたくなかった、とはいえ、やっぱり泣けます。 が、もちろん涙涙な展開ではなく、意志を伝える手段が瞬きのみという想像もつかない中で、どう自分らしく生きていたかというところが描かれています。ジャン=ドミニクの友達が「人間性にしがみつけば、生きていける」みたいなことを言うんですが、簡単に言うなよって彼は始めに思う。
でも、しがみつくまでもなく、彼は自分の人間性を失うことは一切なかったんだと。それが主演のマチューや監督のこだわった演出であり、伝えたいことの一つだったと思うし、心を揺さぶられずにはいられませんでした。この作品に出会えてよかったと思います。
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