いのちの食べかた (2005)
»レビュー
期待はずれ
2008/03/23
by
odys
期待はずれでした。
ナレーションが全然ないですね。見ていて何をやっているのかよく分からない箇所が目立ちます。単に映像として観客に印象を与えれば済む類の映画ではないのに、いったい制作側は何を考えているのでしょうか?
しかたがないからパンフを買いましたけど、ふつうこのくらいの出来の映画だと私はパンフを買わないので、損をした気分です。
生きるためには他の生物の命を頂戴しなければならない、この当たり前の事実を観客にきっちり伝える作品としては失格ではないでしょうか。
『木靴の樹』のなかで農民が庭先で飼っているニワトリをつかんで首をスパッと切り落とすシーンや、『フランスの思い出』の中で都会育ちの少年が夏休みに田舎に行ったはいいけれど、昼間庭で見かけたニワトリが夕食の食卓に料理されて出てきて食べられなくなるシーン、『ベルンの奇蹟』で少年が可愛がっていたウサギが料理されてしまうシーンなど、食べることの必然的な残酷さを思い知らされるようなシーンは過去の映画のなかにそれなりにあったと思いますが、それらに比べてどうも印象が弱いと言うしかありません。
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