セイム・タイム、ネクスト・イヤー (1978)
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けっこう切実にこんな彼氏がほしい
2008/04/14
by
倉島穂高
おおおっ! この映画の板がすでに存在する! そのことにちょっと驚いています。たぶんこれ、日本では公開されていませんよね? ビデオもDVDもなかったので、アマゾンでアメリカのビデオを取り寄せて観ました。舞台劇の評判はずいぶん昔から聞いていて、ぜひ一度観たいと思っていたのになかなか縁がなくて。
不倫は悪である、という価値観でバッサリ切り捨てるにはあまりにも惜しい素敵な関係。こんな男友達がいて1年にいっぺんくらいの頻度で思いっきりおしゃべりして楽しめたら(セックスはあってもなくてもどっちでもいい)、私はもっともっと家族に優しくなれそうな気がするな〜。結婚生活の長い既婚者にとっては究極の理想かもしれない。
確かに不倫であり、配偶者に対する裏切りと言われればグウの音も出ないわけですが、この主人公ふたりがそういうドロドロした嫌な感じに見えないのは、相手に対する思いやりが相手の配偶者にまで細やかに及んでいるからでしょう。私は過去の歴史と記憶がその人の人となりを形成していると考えるタイプなので、恋人の過去に決して嫉妬しないし、むしろ彼のモトカノ話は積極的に聞きたいほうです。だから彼らにはものすごく感情移入できますね。
映画としてシビアに鑑賞するならば、やはり2時間の中で25年の歳月を同じ役者で表現するのはかなりきつい。やはりこれは舞台劇ならではの設定ね。それにヒロインの変貌ぶりがあまりに唐突で劇的すぎるのも、映画として観るには違和感が大きいかな。でもホテルの豪華なセットや周囲の景観の美しさはよかったと思います。
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