やわらかい手 (2007)
»レビュー
人事を尽くして天命を待つ
2008/04/27
by
はなよ
とにかく各人物の心模様がリアルで丁寧に描かれている。マギーの秘密が暴露された時の各人各様の反応が秀逸。
まるでティーンエイジャーに戻ったかのような息子の反応と、それまで反発していた息子の妻が母という根源的な部分で共感と理解を示す対比がうまい。図らずも、前半の妻の反感の原因が、経済的にも心理的にも親離れできていない息子のマザコンぶりにあることがここでハッキリと確認できる。
さらに、偽善的で表面的な女友達の前でカミングアウトするシーンは爆笑もの。
ラストの下りは、まさに人事を尽くして天命を待つ心境。マギーは祖母として母としてできる限りの事をやり尽し、息子夫婦の自立を促し、女性として自分の人生を歩みだすことが示唆される。
余談:
予告を見たときは、女性の手を握ったりなでさするような事が好きな「手フェチ」のお店と勘違いしていたので実際に鑑賞してビックリ。そもそも、コイン入れてこんな形でスッキリできちゃう「男」って・・・・つくづく男と女は違う生物だと実感。
このレビューに対する評価はまだありません。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
掲載情報の著作権は提供元企業などに帰属します。
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.







