大いなる陰謀 (2007)
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大いなる問いかけ
2008/04/20
by
はなよ
社会も人生もゴールが決まっているわけではなく継続してゆくものだから正解も模範解答もない。あるのはただ選択のみだ。観終わって「さて、君は何を選択するの?」と問いかけられたような気がした。
政治ゲームのひとコマ、戦闘の現場、そして今時の若者と教師の会話も寓話的。良かれと思った選択が裏目に出た、正しいと思ってやった事が失敗だったという過去の痛みを感じさせつつ、何をするべきか自分で考えて行動しろというメッセージが伝わってくる。
実はとっても説教くさい映画だけど、ソフトな語り口と選択肢を強要せず観客にゆだねた事で、臭いが鼻につくほどではない。
原題の「Lions for Lambs」、ライオン(Lion)は肉食獣だが「正義」の象徴とされる。そして子羊(Lamb)は「無垢」の象徴であり、生贄の子羊を暗示している。ジャニーン・ロスが無数の子羊の墓標に涙するのは、ロバート・レッドフォードをはじめとする多くのアメリカ人の気持ちを代弁しているのだろう。
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