ノーカントリー (2007)
»レビュー
あのさー
2008/03/31
by
浪花のロッキー
まあいろいろ言い方もあるんだろうけど、
これは間違いなく傑作だよね。時系列とか
方法論とか、それはそれであるんだろうけど、
そういう議論を招く時点で既に傑作なんだよ。
万能感マンマンのオカッパ暗殺者でさえ
神様モードのあんなぎゃふんオチに
付き合わされるって展開が作品賞なんだよね。
ひっくり返して言うとあんな行ったり来たりが
何もかも支配してる時点でこの映画はもう
凡百のオスカー狙いと神様レベルで
ずれちゃってるのだ。そういう次元を超えてる。
医学的な意味じゃなく、美学的な見地でな。
ここから「クラッシュ」見直したら青臭くて
蛋白質臭くて鼻を摘まむしかないのが
見え見えでさう?あんなの学生映画だよ。
あーいったはったり上等わきわき自己充足が
「文句出なかったからこれで作品賞」って
自体おかしいんだよ、実際は。DVD配るなよ。
選者がアルトマンの真髄を真面目に見てないから
免疫ないだけ。つーかアルトマン真面目に見てたら
オスカーなんてお遊戯の発表会としか見えなくなるよな。
そいで普通常識で考えてロード・オブ・ザ・リング
なんかが功労賞的に候補に挙がってる時点で、
しかも実際に賞取っちゃう時点でオスカーは
気が狂ってるっての。品評会ですらなくって
売り上げ発表会なのな。田舎臭えっての。
その意味では今回は本当マシなのね。
辛酸舐めさせられてたコーエン兄弟だし。
でもあんたらはおそらくこの映画を見ても
その凄み以前のデリカシーとかやるせなさを
読み取れず、なんであんな暴力描写満載の
ささくれだった作品が作品賞なのかとか
本質じゃない部分で疑問満々なんだろーなー
情けないなーとかゴチャゴチャ言うのよな。
そいでその辺にちゃんと答が出る頃には、
あんたら疑問をキープ以前に、もう息を
してないように思うのよな。っていうか
忘れてっべ、そのへんの疑問はよ。
それはそれでいいけどもう少し
受身を取って人生味わおうぜ。
世の中、どーでもいい意味より
大事なことの方が多いんじゃないだらうかってな。
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