ノーカントリー (2007)
»レビュー
ヤツは来る
2008/05/21
by
クラリス2号
それは突然やってくる。
理由も選択の余地もなく。
自分にとって真っ当なルール遂行する男シガー。
壊れた秩序を前に、力なく立ち去る保安官。
光と影で造られた人間を、神はあざ笑う。
モスが言う。 「シュガー?シガー?」
私にはクスッと笑う余裕さえない。
ドアのアップが、コイントスが、ひとつひとつが緊張感を増す。
巧みな演出と台詞が私を追い詰める。
冒頭、モスが猟をしていた。
その獲物と同じ心境になっていた。
私が怖かったのはシガーではなく、あるべきルールを失くした深い漆黒の闇。
コーエン監督、相変わらず、お人が悪い・・・
このレビューに対する評価はまだありません。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
掲載情報の著作権は提供元企業などに帰属します。
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.







