バンテージ・ポイント (2008)
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熱きドラマ
2008/03/27
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705
これは面白かったですね、画面から全く目が離せませんでした。大統領暗殺事件、その場に居合わせた8人の目撃人物の視点から成るそれぞれのドラマ。オムニバス形式とは何処か違うけど、最近流行のいろいろ伏線を張り巡らせながら最後に一つに収束する構成に通じるものが有りながらも、この映画に限っては全く新しい試みの構成ですね。
何度も時間をさかのぼらせながら、8人の視点から成るそれぞれのドラマ、同じ日の同時刻の事なので全ての出来事は時間的にクロスしているわけで、回を追う毎に種明かし的にどんどんと付加されていく事の真相には驚かされます。よそ事を考えてる暇なんて無いくらい画面に釘付けにされました。大統領暗殺の裏に潜む陰謀ってこんなものでしょうね。テンポも良く、スピード感も抜群、何度も同じシーンを見させられるのだけど、その度にあの爆発炎上のシーンにはド肝をぬかれます、心臓に悪い。
終盤のスピード感にモノを言わせたカーチェイスは凄い。あんな狭い街頭では追跡する前に人を撥ねてしまうのではないかと何度も心臓急停止の境地に追い込まれるのだけど、命がけの緊迫した追いつ追われつのこの熱きカーチェイスには目頭が熱くなりました。
ほとんどラスト近くまで熱いドラマなのに、終わり方がイマイチ物足りなかったですね、それと密度は濃いのだけどやっぱり尺が短かったという感じ。1時間30分で全てを語りつくしてしまってもうこれ以上語ることは無い、これで全ては終わり。虚無感にも似た物足りなさも。少し速く語りすぎてしまったかな。
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