バンテージ・ポイント (2008)
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ラテン万歳
2008/03/30
by
アリソ
一つの事件を視点を変えて…というのは確かに過去にもあった手法ではあるけど、ここまで徹底的に、ビデオの巻き戻しという形で執拗なまでに見せるというのは、なかなか斬新。昨今ハリウッド映画というとすぐに「ネタ枯れ」とも言われるけど必ずしもそんなことはない、まだまだイケるアイディアが出てくるなあと思わせてくれる作品だった。
巻き戻しがややしつこくて多少飽きたり、大統領よりも女の子の命のほうが重く感じられたりするなど多少の問題点もあるけど、コンパクトで適正な上映時間がそれらの不満も吹き飛ばしてくれる。100分程度でこんなに凝縮した面白さが作れるのに、ほかの2時間半近い冗長な娯楽作品って、いったい何様のつもりなんだと。
なにげに女の子のパートが本筋よりも緊迫感あったのは、なんといってもフォレスト・ウィテカーの力だろうね。やっぱすごいよこの人、パッと見アレなおっさんなのに、ソニーのハンディカム構えてるだけで何か起きそうな気配が画面に充満する。この存在感には、大統領だろうが凄腕SPだろうがかないません。
万人におすすめできる、まことに正しいサスペンス娯楽作品です。ついでにくだらない部分では、ソフトクリームの盛り方がウケた。なんなんだあのテキトーな形と量は。日本ならバイトの練習レベルだよねアレ。ラテン人ってやっぱすごいわ。まあでも、スタッフがいい加減に作った可能性も否定できないけどね。
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