ラスト、コーション (2007)
»レビュー
ただそれだけ。
2008/02/16
by
J
この映画は、
自分は何をしているんだろう?
自分は何をやろうとしているんだろう?
といった空虚な気持ち?
若しくは浮遊感?
が画面いっぱいに漂う。
女(タン・ウェイ)のリアリティーは全く無く。
どこか透き通った存在。
恐らく意図的な演出だと思う。
後半逢瀬を重ねるごとに
互いの存在が、自らの半身かも?
と予感してからの登場人物の押さえた迷走と激情は
それまでの幽霊のような存在から一転したように思う。
まさに登場人物に血の通った瞬間だった。
そういった「タメ」の演出は
心憎いと言えば心憎い。
でもなぁ・・・。
疲れるぞ!アン・リー監督。
ってゆうか、
すごく監督の二面性を感じたぞオレは・・・。
だからかもしれないが、
この映画を大好きだとは言えない
けれども、嫌いになれない。
ボクにとっては
不思議な余韻が残る映画だった。
ただそれだけ。
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