たそがれ清兵衛 (2002)
»レビュー
ストーリはおもしろいが
2007/05/11
by
yoshiyo
興味深いストーリー、舞台設定だと思った。
イーストウッドの西部劇『許されざる者』のように陳腐なチャンバラ映画を現代に生き返らせるには格好の素材だったと思う。
しかし、脚本が良くない。
宮沢りえや『侍』に対する清兵衛の
葛藤のような心理描写が稚拙でラストのオチが
弱くなってる。
終盤まで淡々と清兵衛の日常生活を描写する
のみで同僚達と同様、何を考えているかが
判らない。
せめて映像だけでもそれを示唆するような
シーンがあれば良かったのだが、
スタジオ撮影が多いせいか?
映像もスケール感が無く良くない。
例えば、あの『タクシードライバー』のトラビス
も序盤何を考えているかさっぱり判らないけど
その人物や状況の描写にぐいぐいと引き込まれる。
清兵衛にはそれがない。
最後の見せ場の殺陣も迫力不足。
このあたりは現状の日本映画、山田洋次の限界か?
ハリウッド版なんて可能であれば見てみたい感じの
映画でした。
あと、訛りもあってセリフが聞き取れなかった。。
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