映画 クロサギ (2007)
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これも必要悪?
2008/04/09
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705
可もなく不可もなくといった感じ、別につまらなくはなかったです。詐欺師によって一家破滅に追いやられた若者が詐欺師となって詐欺師を欺く復讐劇。目には目を、歯に歯を、原作とTV版は全く知らないのだけど、あまりいい題材ではないようにみえても、今の時代ではこれも一つの必要悪なんでしょうね。
今は詐欺がいっぱいはびこってる時代だから、ウィルスのように新種の詐欺がどんどん新出しているから、詐欺バスターのような頼もしい存在がいてくれたらいいと思うのだけど、この話は個人枠に近いちょっとシリアスな重たいテーマなのにそれ程感情移入できない、別に浅い話ではないのだけど、言いたい事のメッセージ性が散漫でつかみ所が無いのですね。一体この映画の主旨はなんだったんでしょうね。
詐欺によって一家破滅に追いやられた経緯があまりにも早口で語られたので、その辺りちょっと分かりにくかったのだけど、別にこれが分からなくても映画全体には影響しないのであまり関係ないです。それよりも詐欺の手口を見せたいが為だとは思うのだけど、無謀な契約が多いというのもどこか違和感があります。営業マンの顔しか知らないのに、コピー機やパソコンを大量購入する契約なんて、ある計画の為ではあってもあまりにも無謀、疑う事を知らない?計画倒れにならないとも限らないのにね。
騙される方に過失がある場合であっても、騙す方に重大な責任があるわけで、やはり詐欺は重罪で完全なる過失相殺にはならないケースも多いのでしょうね。主人公が詐欺バスター・クロサギとなってどんどんと相手を追いつめていこうとする過程は面白くないことは無いのだけど、幾度も○○詐欺を行ってきた竹中直人さん演じるプロの詐欺師があんなにも単純かな?(の様に見えた)ってのはちょっと疑問でした。やっぱり映画の世界だわな。
どんな世界にも思わぬ者からの裏切りってのはあると思うけど、特にこういう詐欺の世界では気をつけないと騙したはずが騙されていたなんて、何所で誰が裏切り者になるのかしれない、ある意味命がけ。シーザーとして生きるのなら、よく気をつけないとブルータスはすぐそばにいるのかもしれないね。
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