スローガン (1968)
»レビュー
終わりの始まり
2008/07/08
by
Odile
いまだ語り継がれる伝説のアヴェック、ジェーン・バーキンとセルジュ・ゲンスブールが出会うきっかけとなった初共演作。まだ“女性未満”の、子鹿のように躍動するジェーンと、ややお腹もぽっこりし出した、お疲れセルジュとの対比が鮮やかで、楽しい。作品は冒頭から、列車・バス・スポーツカー・飛行機・モーターボートなどなど、数多登場する乗り物のようにスピーディ、かつテンポ良く展開しますが、「愛の無常」というテーマは実に不動で、ずっしりと存在しています。そう、恋の始まりはいつだって加速度的であるのに、愛の終わりは緩慢なのだ。その軋轢も良く描けている。これは確かに、世紀の伊達男によるスタイリッシュな映画ではあるけれども、決してそれだけでもないと感じました。
(レンタル)
1人がこのレビューに共感したと評価しています。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
掲載情報の著作権は提供元企業などに帰属します。
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.








