スパイダーウィックの謎 (2008)
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面白いけど・・・。
2008/05/24
by
lp
今日ぶらりと学校終わりに鑑賞してきました。鑑賞後の今の正直な感想は、結構面白かった。
全く違和感無く一人二役を演じきっていた、フレディ・ハイモアの演技がとても素晴らしかったです。ここまで違和感無く演じるのは、たぶん大人の役者でも難しいのではないかと思います。その点で彼は十分に子役の領域を超えてます。
ストーリーに関しては、都会のニューヨークから田舎へと主人公一家が引っ越してきたところから始まります。ここら辺で、引越しが原因で不機嫌になってる主人公や、その周囲とのやり取りを観ていると、思わず「パンズ・ラビリンス」を思い出してしまうような箇所が少しありました。この後全体通して観ても、特に母親の描写とかは結構似てるなぁとか思いました。(作品のテイストはかなり違いますが。)
で、主人公が秘密の部屋で妖精図鑑なるものを発見した所からストーリーは、主人公が本を守ろうとする展開へとどんどんと発展していきます。
基本的にこういった話の骨格は良かったと思います。ただ、ディテールに色々と問題が・・・。
まず、登場人物が誰をとっても少し自分勝手に走りすぎな感じがある。どのキャラクターも「おいおい、そりゃ無いだろ。」って感じの台詞を一回は言ってたように感じます。
家族の物語としての要素の入れ方も少し強引。もうちょっとスムーズに入れて欲しかったです。かなり違和感がありました。
あと、設定。妖精の世界と現代の世界は共存してるはずなのに、どうもリンクのさせ方が中途半端。
ラストのアクションシーンに用いられる小ネタや伏線的な物に私達にとって身近な様々な物を選ぶセンスはとても良かったと思います。ただ、それ以外のリンクのさせ方は非常に弱い。携帯も車もIポッドもあるのに、主人公達の行動は原始的って辺りは疑問を抱きました。
よくよく考えたら警察を呼ぶとかって現実的な選択肢があっても良かったと思うし、入れたほうがストーリー的には面白かったかも。
そしてクライマックスの家でのアクションシーン。これの出来は非常に良かったです。ネタや伏線も上手く使えていたと思うし、このシーンに関しては家族の物語としての要素も自然に溶け込んでいたと思う。ただ、それだけ出来が良かっただけに、最後の幕切れにはかなり興醒めしました。納得はいくし、1つの要素を上手く使った幕切れではあったけど、あれは無いと思います。直前の盛り上がりからしてもガッカリです。
妖精の名前が一度に入りすぎて処理が少し追いつかなかったのもちょっと残念。(この点は悪いのは私ですが・・・。)
頭を空っぽにしていても楽しめるあっさりとした作品です。意外とオススメ。
3人がこのレビューに共感したと評価しています。
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Re: 面白いけど・・・。
2008/08/06 by
流離
こんばんは(夜中になってしまいました)
相変わらず暑い毎日が続きますね。思いがけず、この作品を観る機会がありました。
> あと、設定。妖精の世界と現代の世界は共存してるはずなのに、どうもリンクのさせ方が中途半端。
ボーっと観ていて、なにかすっきりしなかったのですが、lpさんのレビューのこの部分で「あぁそうだ!」と思いましたよ。ありがとうございました。それから・・・
> 妖精の名前が一度に入りすぎて処理が少し追いつかなかったのもちょっと残念。(この点は悪いのは私ですが・・・。)
私もです。自分が「妖精」といわれてイメージする「妖精」とは全く別の「妖精」たちがたくさん登場したので、ちょっと待てよ??と頭の中で繋ぐのに一瞬必死になってました。
でも意外と楽しめた96分でした。個人的に別の楽しみもあったので、DVDが出たらもう一度、繋ぎながら観てもいいかな、と思っています。ではまた! -
Re: 面白いけど・・・。
2008/08/07 by
lp
流離さん、こんばんは。
この長いレビューを読んで頂き、ありがとうございます。
>私もです。自分が「妖精」といわれてイメージする「妖精」とは全く別の「妖精」たちがたくさん登場したので、ちょっと待てよ??と頭の中で繋ぐのに一瞬必死になってました。
そうなんですよね。「このキャラクターは悪い奴?それとも良い奴だったっけ?」なんて軽く混乱する箇所が有りました。
>でも意外と楽しめた96分でした。個人的に別の楽しみもあったので、DVDが出たらもう一度、繋ぎながら観てもいいかな、と思っています。ではまた!
この感覚分かります!私にとっても、今作は意外と楽しめるものでした。
では。
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