砂時計 (2008)
»レビュー
いい映画だったと思いましたよ。
2008/05/03
by
はるやん
ラブストーリーかと思って観たら違ったんですね。
これは母親の自殺によるトラウマが原因で、恋人を愛する事が恐くなって迷走するヒロインが、幸せを掴むまでを描いた物語なんですね。確かに見方によっては、悲劇の主人公をきどったヒロインが、他人を巻き込んで、自ら不幸のどん底に落ちていく、身勝手な話にも捉えられるし、後半の展開はホラー(?)と捉えられなくもないですね。でも私は、ヒロインと同じようにいろいろ悩み事を抱えているせいか、彼女に感情移入できたおかげで、最後までいい雰囲気で鑑賞することができました。それにしてもあの婚約者、人を見抜く力がありますね。別れ際に彼女に放ったあの台詞、この映画のテーマを一言で言い表しているようで、変なところで感心してしまいました。(笑)
まあ、満点でないのは、思ったより流れた涙の量が少なかったからかな。それから少女時代の夏帆ちゃんはよかったけど、大人になってからの松下奈緒さんは、なんだか急にセレブ系お嬢様に変身したみたいで、ちょっと違和感がありました。夏帆ちゃんみたいな奥ゆかしさが欲しかったところ。まあその辺は仕方ないか。まあ、そんなに悪くはなかったというのが、率直な感想ですね。
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