最高の人生の見つけ方 (2007)
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独特な死
2008/05/25
by
りんぼ
スタッフ・キャスト共に豪華で、内容も申し分無い。またテーマである「死」の扱いはちょっと独特な感じだ。
丁度、思い出したのが「東京タワー」の闘病のシーンだ。それに比べると余命数ヶ月の人間にしてはこの二入の主人公、かなり元気。
ジャック・ニコルソンもモーガン・ブリ.一マンもちょっと病人には見えない。それは設定云々だけではなく映画の作りがそうなっている。
こういう作品を見ると、リアリティを求めるだけが映画ではないという気がする。
二人の主人公が良かったのは言うまでも無いが、秘書役がなかなか良い味を出していた。
気難しい社長との軽快なやり取りが面白いし、色々と活躍している。こういう人物のバランスの良さが全体として映画を見易くしている。
全体を通してのユーモアも、この映画の重要なポイントだろう。治療の苦しさもそこに笑いがあるか否かで印象はがらりと達うのだ。
私が見た映画館では観客層は意外にも若者が多かった気がする。
これは私の見た回だけだったのかもしれないが、テーマ的にもっと年配層が中心かと思ったがそうでもない。
しかし、それは考えてみれば当然のことで、要するに観客にとって「死」がまた現実ではないから問題無く見ることが出来るのかもしれない。映画の作りもその辺りが分かっている節が見受けられる。
内容は死に逝く者たちの話なのにあまりそれを感じず、かなり童話チックに見えてしまった。ラストの感動もそういう内容故に成立している気がするのだ。
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