山のあなた 徳市の恋
(2008)
»レビュー
按摩というのも存外、楽しい商売!
2008/06/01
by
黄水仙
名匠・清水宏監督の『按摩と女(1938)』のリメイクだそうだが、オリジナルは未鑑賞。リメイク用の脚本ではなく、オリジナル版からおこしたもの、つまりは「清水宏脚本」で、映画自体もオリジナルをかなり意識したものとなっている様子。
按摩としての素振り、徳市(草剛)は大振り過ぎ、むしろ福市(加瀬亮)にリアリティがあるように思う。『按摩と女』が観たい。
それよりも徳市の相棒の福市を呼んだ5人の浴衣女学生の、布団の敷かれた部屋で展開される福市のいじめられるシーンが面白い。これからこいつら按摩するのかよ、負けろ負けろって言われてるけどやだなあ、でも女子学生だからなあ、若いしなあ...、うしししし...ってな、映画での福市応対とは反対の、内心の声が想像できてニンマリ。按摩というのも存外、楽しい商売なのである。
でもやはり、オリジナル版が観たい。
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Copyright©2009 USEN GROUP All Rights Reserved.
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