軍鶏 Shamo (2006)
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お目当ては呉鎮宇
2008/05/07
by
vivie
『ドッグ・バイト・ドッグ』の監督ソイ・チェンの新作。前作はけっこう好きだったのに、監督の名前をすぐに忘れてしまい、それとは知らずに、久々のフランシス・ンを目当てに観に行きました。
原作の漫画は読んだことがありません。冒頭、「鯵が崎高等少年院」というのが出てきて、『頭文字D』方式だと分かりました。香港映画ではあるけれど、舞台は日本で俳優さんが演じるのも日本人なんですね。しかし日本ロケはしなかったみたい。「これのどこが日本やのん?」と、文句をつけたくなるようなロケーションばかりでしたが、それが反ってマンガチックで楽しめました。
だいたい香港映画自体にマンガチックなところがあるから(ツイ・ハークの時代劇アクションなんか、まさに漫画)、香港映画と漫画って相性いいみたいですね。ソイ・チェンはわりと硬派のようで、ユーモアに乏しいのは残念ですが、まずまず楽しめる漫画的世界を構築していたと思います。といっても、少年院仲間との友情や安っぽい風俗嬢の純愛など、既視感のあるクリシェ満載なんですけど、わたくし的にはこういうの決して嫌いじゃないんですよね。とりわけ、竹林での師弟対決のシーンが気に入りました。美術と照明凝りまくりの「這就是日本!(これが日本だ)」。思わず頬がゆるみました。
お目当てのフランシス・ンは憂国の武道家という役柄。これがまたカッコよくて大満足。ショーン・ユーも今までとはかなり異なる役柄を好演していたと思います。
PS 香港映画を見慣れていない原作ファンにはお勧めしません。
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