体育館ベイビー (2008)
»レビュー
ボーイズ・ラブが、これほど人気とは!
2008/05/12
by
藻岩山
公開初日、六本木の映画館が満席だったので、新宿へ廻りました。
「『同級生』と『体育館ベイビー』は、両A面のような位置付け」程度の予備知識だったのですが、これが大きな勘違いでした。
新宿(「体育館ベイビー」)の客層は、99%が女性。しかも、その殆どが中学生を中心としたティーンだったので、ちらと嫌な予感はしたのですが・・・
(1)高校競泳部でインターハイを目指す、柴原(中村優一)と村井(高橋優太)。二人の迫力ある泳ぎは、「ラフ」(06年、速水もこみち&長澤まさみ主演)を思い出させ、良い導入部でした。
しかし、「ボーイズ・ラブ」とは、所詮「美少年による同性愛」。
村井が柴原に想いを寄せ、それに加藤(久保翔)も加わっての三角関係は、観ていて少々重たかったです。しかも、柴原の父親(渡辺いっけい)にも、男色を暗喩するような演出を感じたりして。禁断愛という主題では、「僕は妹に恋をする」(07年、松本潤&榮倉奈々主演)に通じる味わいでしたね。
(2)唯一救われたのは、ラスト近く、卒業式の場面。卒業証書を受け取った直後、演壇から倒れ込む村井。間一髪、それを受けとめる柴原と、二人に割って入る加藤。同性愛(三角関係)の奇妙な昇華が描かれ、漸く青春映画としての輝きを取り戻したように感じました。
このレビューに対する評価はまだありません。
※ユーザー登録すると、レビューを評価できるようになります。
返信を投稿
Copyright©2008 USEN GROUP All Rights Reserved.






