ダイ・ハード (1988)
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ぼやく主人公
2004/02/10
by
最大素数
例えばJ・キャメロンの『ターミネーター』や『エイリアン2』のように息継ぐ間も無く畳みかけるアクションの連続にクタクタになってしまうのはいっそ爽快で大好きですが、本作のように緩急織り交ぜた大波小波に翻弄されての怒濤のクライマックス、というのもこたえられません。
本作は、その“緩”にヒーローの「ぼやき」を持ってきたところが面白いと思いました。
ナニかというと「なんてついてないんだ」てなことをブツブツ言うのですが、このぼやき、単なる愚痴ということではない筈です。主人公マクレーンの職業は警察官なのでして、“悪人をやっつける”というのは彼の「本業」です。非番だとかテロは専門外だとかいっても、他の職業の人に比べれば限りなく「本業」に近く、要するに彼は本業で愚痴っているわけです。
例えば飛行機内での腹痛急病人に対して、いやあ私の専門は眼科ですからなどと言って診もしない医者なんている筈は無いのでして、そしてその眼科医が、休暇中なんだけどなあなどと愚痴ったりする場面も想像し難いわけです。
とはいえ一方わたし達にしても、本業中に、その本業について愚痴ってしまうことってのはあるわけです。また今日もコレだもんなあいい加減飽きるよなあとかなんとか、ついぼやいてしまうのね(^^)。
つまり、マクレーン刑事のぼやきは、それが「本業」絡みであるがゆえにわたし達の「本音」部分が共感してしまうと考えられ、それが展開上の“緩”として作用しているように思うのです。
B・ウィリスの顔が微妙に丸っこく、今一緊張感に欠けるのも良かった。
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Re: ぼやく主人公
2004/02/11 by
コナン
最大素数さん、こんにちは・・・
たしかに「オレは今日は非番なんだぜ・・」とか
「もういいかげんにしてくれ・・」とか
「もう、うんざりだぜ・・」とか
叫んでますね!そうボヤキながらも、次の作戦考えてるところがマクレーンのすごいところかも・・・
ハンスも考えられるあらゆる知恵を総動員してマクレーンを捕まえようとしているので、ツッコミをいれようにも間がないですよね・・・
マクレーンとハンスの主役だけでなく、イランコトしいの人質、あくどいレポーター、機転の利くリムジンのドライバー、人命軽視のFBI、トンマな上司、など
脇をかためるキャラクターが個性豊かなのも、すばらしい点ですよね・・・
テロリスト(単なるドロボウでしたが)の面々も、髪の毛振り乱して、いろんな死に方みせてくれましたね・・・ちょっと残酷でしたけども・・ -
サービス満点でもありましたね>コナンさん
2004/02/13 by
最大素数
レスありがとうございます。
> 脇をかためるキャラクターが個性豊かなのも、すばらしい点ですよね・・・
そうなんですよね。
最近見直して(それで感想をアップしました)それにちょっとびっくりしました。最初に観たときはハラハラドキドキでのめり込んでいたみたいで、脇のキャラを楽しむ余裕はあまり無かったように思います。
今回は、(ずいぶん忘れてはいましたが)展開が見えていたので“周り”ももう少し見え、ちょこちょこ小技を繰り出して結構サーピスに努めていたのだなあ、と思いました(笑)。(ま、ベタネタと言やあそうなんですが、この手のアクションものにはこれはこれで合っているようではあります) -
Re: ぼやく主人公
2004/05/03 by
通りすがり
主人公がぼやくのは小説の世界では幾つか見たことあるなあ。確かにジョン・ウエインもコネリーもぼやかないけど。強いて言えばメル・ギブソンがぼやきを得意にしてた。
個性はあるけどB級だと思ったね。その頃としては顔ぶれが地味だったし。脚本で頑張ったからじゃない。
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