残酷な出勤 (2006)
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誘拐マニュアル
2008/05/01
by
アキラ
こんなにも体感時間が短いコメディは久しぶり。良くできた香港映画みたいに2時間近い上映時間が5分程度にしか感じられませんでした。ネタの連続ってよりも本人たちは真剣でも間が抜けた珍騒動をスピーディに展開するタイプの作品。息つく暇もなく笑わせてくれました。借金まみれで街金に追われるツイてない男2人が企てた穴だらけの誘拐計画。人質を人間だとは思わないだとか逆探知されないように公衆電話を使うとか30秒以内で電話を切るとか安っぽいドラマのパターンで考えたであろう彼らなりの誘拐マニュアルは裏目裏目に出て、単純なはずの事態はどんどんこんがらがり迷走。おまけに誘拐犯も3億ウォン要求される二重誘拐。
全体的な勢いで押し切ってはいたが話の穴は結構ある。妻はいつの間に病院へ駆けつけたのだとか、どうやって金持ちパパに警察を撒く指示を出したかとか、債務者の指詰めても街金にはメリットがないとか。生命保険かけて自殺させるとかバラして新鮮な内蔵を売るとかなら確実に実益に繋がるけれど、指落とす位じゃ見せしめ効果にしかならないし傷害罪で訴えられるリスクを背負う事を考えると割に合わない。ただ、上映中はそんな事を考えさせる余裕は与えない。次から次にトリッキーに展開して予想を裏切ってくれる。街金が養子縁組の話をする件のおかげで完全に騙されました。真犯人の電話作戦にはイマイチ違和感があったし、金持ち親子の和解は臭さが拭えていないけど、ハイテンションとスピード感で押し切る勢い演出もここまでやれば○。
六本木シネマートにて韓流シネマフェスティバル2008
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