風流使者 天下無双の剣 (1959)
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月形黄門のアンチテーゼ
2008/05/19
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夢寝由来
東映時代劇黄金期の一篇で松田定次監督による五味康祐の原作を元にした剣豪小説の映画化。
トップロールは市川右太衛門だが、悪役の月形龍之介の仙台黄門を名乗る藤木道満が強烈な印象で月形の当たり役である水戸黄門のセルフアンチテーゼでこれに対する島田虎之助が大友柳太朗で両者の闘いが見せ場。
二人をめぐって大川恵子や桜町弘子、美剣士時代の若山富三郎、大川橋蔵がからむ豪華版で月形の殺陣が圧倒的に凄みを出している。
月形の剣技≪音無しの構え≫は眠狂四郎の≪円月殺法≫に酷似している。これは其々の原作者である柴田錬三郎と五味康祐がお互いに親友であり好敵手だったのが要因だろう。
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