海辺の家 (2001)
»レビュー
人間を感じる
2004/12/27
by
アキラ
その気のない女の顔に触れようとして噛まれそうになる。
倦怠期の恋人同士とかでは普通によくある事だが
映画の中では意外に見かける事の少ない場面です。
他にも隣人との争い、DV等、この作品の演出はしっかりと
人間の奇麗事ではない部分を見つめ笑いにしています。
ホモ相手に身体を売ってドラックを買う青年。
部屋でひとりへヴィメタばかり聴き現実逃避気味。
義理の父とは上手くいかず新しい家族の厄介者。
実の父はこのグレた青年を半ば無理やり連れ出す。
家族のエゴと愛が幾度となくぶつかり合います。
飾り気がなく痛々しくも滑稽なこのドラマに
胸を打たれました。人間を感じられる傑作です。
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