ブレードランナー 最終版 (1992)
»レビュー
セットがいい
2006/09/07
by
a quoi bon
凝ったセットが、ネオンの洪水と人間の熱気が同居する、近未来というかひとつのドギツイ異世界を創りあげている。日本と中国を混同気味なのもご愛嬌。
レプリカント達のうちヒロインと美女二人(とくにプリス)は無機質的な雰囲気をうまくだしている。レプリカントのリーダーについては、つくりものめいた容貌はさておき、酷薄さと狂気を前面に出した演技だったから、死闘の終わり方が意外だった。レプリカントの感情の目ざめに伴う葛藤が描かれていたら、より面白いと思う。あと、主人公がヒロインにあっさり惹かれるあたりが、安直だと思った。筋自体はそこまで面白いと思わなかったけど、非日常に引き込む力は最高。
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